巻頭特集では、雪と寒さ、積雪地地特有の生活条件への対応、コンパクトシティに おける役割、地域にねざしたデザインなど各面から青森の集合住宅の現状を検証。 他の雪国の参考事例や、社会・経済環境の変化に対応した新たな集住の形も紹介 します。「近代集合住宅の成立と変遷」鎌田一夫、「青森の公営集合住宅の歴史と 現状」月舘敏栄、「北海道の集合住宅 雁木のある暮らし」瀧田展明、「秋田県の 集合住宅 現代計画研究所の仕事」藤本昌也氏インタビュー、「コンパクトシティに おける集合住宅の真の役割」北原啓司など。 このほか、連載「建築家が考える住むための建築」は野沢正光氏による住宅や 団地の再生に関するお話。三沢浩氏の連載エッセイ「偉大なる建築家たちとの 出会い」は「チャールズ・ムーアとバークレーで」。特別寄稿として南明日香氏による フランスでの景観保存をめぐる論争のレポート「ル・コルビュジエvs.レンゾ・ピアノ? 世界遺産候補ロンシャンをめぐる論争」を掲載。
2009年07月21日 |